Guest Blogger: 河野太一のGMAT OG12解説 SC1


Mar, 17, 2010


Categories: GMAT | Japanese | Taichi Kono | TOEFL/GMAT/GRE

I am pleased to announce that Taichi Kono, author of two textbooks on TOEFL and one on TOEIC and a highly experienced TOEFL, TOEIC, and GMAT instructor, will now be a regular guest blogger. Most of his posts will be in Japanese. This post is on GMAT sentence correction. All of his posts can be found here.
-Adam
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Hi, I’m Taichi Kono. I offer explanations for “The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition.” Everyone knows the explanations provided in the book are not remotely thorough or helpful. My explanations are detailed, even to the point of being dense, but I’m sure that following my line of thought, test takers will get a pretty good idea of “how to think” in the GMAT. Sorry, but currently the explanations are offered solely in Japanese.

Visit my school’s website at http://www.konojuku.com
The content shown here comes from 河野太一のGMAT OG12解説

河野塾代表の河野太一です。年来の友人であるAdam Markusさんのご厚意で、”The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition”の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリジナルのほ うは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。

GMAT OG12解説

SC1
The Glass House Mountains…(S) were(V) sighted…(C)。James Cookまでで主節は完成。

(A)  theyがMountainsを指すのはOK。supposedly becauseはbecause節(副詞節)に副詞がかかる形で、文法的にはOK、意味的にも「おそらく(一般に推定されているところによれば)〜の理由 で」となり、OK。次のitsが何を指すのかをチェック。後ろにsheer wet rocksが続いているところを見ると、指したいのはMountains以外あり得ない。単複が合わないので、ダメ。

(B) (A)の itsがtheirになっている点はOK。この時点で他の選択肢のお尻を見ると、すべてtheirなので、切れる選択肢はなし。(B)に戻ると、 becauseがandに変わっているため、「名付けられて、そして岩が光っていた」となり、意味的に不適切。andは等位接続詞なのでand以下も主節 と同等の扱いになり、副詞節ではなくなってしまう。したがってsupposedlyをかけることもできない。そうするとsupposedlyはwere namedにかけるしかなくなり、この部分も意味不明になる。

(C) Ving副詞の意味上の主語は(基本的に)主節の主語に一致する と いう原則から、namingしたのがMountainsになり、ダメ。

(D) who so named themはOK。これはwho named them so というSVOC型が元にあると考えられる。soは副詞なので厳密には補語とは言えないが、意味的にThe Glass House Mountainsを指し、「そのように名付けられた」の意味になる。くり返しを避けるための表現。このsoが倒置で前に出た形。似た形の表現にin so doing(そうすることによって、その際に)がある。これもin doing soが倒置になったと考えられる。

(E) itが Mountainsと合わず、アウト。supposedlyがsince節の中に入り込んでいるために、「おそらく」が「岩が輝いていたこと」にかかって しまう。岩が輝いていたことは確かな情報であるとは限らないので、これもアリといえばアリ。しかしどちらが自然かといえば「おそらく名付けられた」のほう が自然なのは明らか。

-河野太一

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